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トラック運送業を構成する業種

一言で「トラック運輸業」と表しますが、実際はいくつかの業種から成り立っています。

まずは、トラック運輸業を営む事業者の大半が属する「一般貨物自動車運送業」。これは、一荷主の貨物をトラック一台に積み、直接目的地まで運ぶ、という輸送形態です。この業種は、広域にわたるネットワークを必要としない単純な輸送形態であるため、零細規模であっても事業の展開が可能です。

これとは逆に、広いネットワークの確保を前提条件とするのが「特別積合せ貨物自動車運送業」です。これは、いろいろな荷主の貨物をトラックに積み、混載して運ぶ輸送形態です。

トラック運送業を構成する業種 その2

3つ目は「特定貨物自動車運送業者」。形態は一般トラック運送業者とほぼ同じですが、荷主企業を限定している点が、一般トラック運送業者との大きな違いです。

そして、4つ目が「霊柩」。文字通り、これは「死体の運送を専門的に行う」トラック運送業者です。